犬の首輪・リード・ハーネス(胴輪)選び方ガイド
首輪・犬具の種類(リード)
リード
リードは散歩中の愛犬の動きを抑制するために不可欠な用品です。突然の飛び出しによる事故を防止したり、愛犬とのコミュニケーションをとるためにも使われます。ナスカンと呼ばれる留め具を、首輪の固定金具へ引っ掛けて使用します。素材には「丸い紐」と「平らなテープ」のものがあります。丸紐の方が比較的手に掛かる負担が少なく、強く引っ張るワンちゃんにおすすめです。
リードには普通の長さのものから、訓練用に使われる長尺リード、短めの「短引き」、巻尺のように伸び縮みする「伸縮リード」、2頭をつなぎ留める「2頭引きリード」、その他首輪や胴輪と一体になったリードもございます。
平リード(1.2m / 1.4m)
テキスタイルのテープ素材使用のリードです。テープ素材は色々なデザインを載せらことができるので、お好みの柄をお選びいただけます。欧米では基本の1.2mの長さです。
■長さ | 【1.2m】 欧米では1.2mが基本の長さです。 |
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【1.4m】 表面の柄をもう少し長く見せたい方むけです。 |
丸リード(1.2m / 1.6m)
日本古来の伝統的な組み紐をイメージした丸紐タイプのリードです。手になじみやすく引っ張りやすいのが特徴です。こちらは基本サイズの1.2mの長さです。
■長さ | 【1.2m】 欧米では1.2mが基本の長さです。 |
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【1.6m】 表面の柄をもう少し長く見せたい方むけです。 |
短引きリード
中・大型犬をツケ(人の横につける)の状態を保つことを目的とした短引きリードです。日本古来の伝統的な丸紐タイプや、デザイン性重視の平紐タイプを揃えております。
二頭引き先端
1本のリードで2頭を散歩させるために、リードの先端へ取り付けて使うタイプの二頭引きです(※リードは別途必要です)。二又に分かれた紐の先にスナップがついています。そのスナップに犬をつなぎ、二頭引きの後ろにあるリングにリードを取り付けて使用します。長すぎず短すぎない二頭引きなので、からまることも少ないのが特徴です。
ロングリード
広い公園やドッグランなどで思いっきり走らせたいときに使う10~20mほどの長いリードです。運動や競技で使われることが多いですが、「マテ」や「オイデ」などのしつけトレーニングにも使用できます。
伸縮式リード
状況に合わせて長さを調整できる、巻取り式のリードです。道路では短く、広い公園やグランドでは長くすることができます。
ただし、しっかりロックをしておかないと、犬が突然走りだしたり、飛び出したりしたときに制御できず、交通事故や他の犬や人を噛んでしまったりする危険もありますので、使用時には十分注意が必要です。
また、犬が突然走り出したりした場合、本体にかなりの負荷がかかりますので、故障を防ぐため、必ず犬の体重に合ったものを選ぶようにしましょう。
ショルダーリード・多機能リード
肩にかけて使うことができるので、雨の日や多い荷物を持っているときに、両手が使える便利なリードです。またショルダーリード・二頭引き・通常リードとして多目的に使えるタイプのものもあります。
【首輪・リード・ハーネス等、犬具の交換時期について】
メーカーが推奨する使用期間の目安として、商品タグ・パッケージの注意書きなどに「およそ6ヶ月~1年ぐらいが取り替えの目安」と記載されている場合がございますが、実際の耐用期間につきましては、使用状況によりかなりの個人差があります。使用状況・頻度等により、1年以上でも問題なくご使用頂ける場合もございますが、高い頻度での使用、高い負荷がかかる使用をされた場合は、耐用期間が短くなる場合もあります。
また、犬具のどの箇所に負荷がかかったかによっても劣化状況は変わりますので、そのため、商品タグの説明文に記載されております期間はあくまで目安として頂き、実際の使用状況より判断してください。
大抵の商品におきまして「6ヶ月~1年程度」を使用の目安としていますが、首輪・リード・ハーネスなど犬具をより安全にお使い頂くために、日常的に素材のほつれ・傷み、金具や留め具の傷み緩みなどを点検の上、使用してください。
※使用期間の目安につきましては商品・メーカーにより異なります。