犬の首輪・リード・ハーネス(胴輪)選び方ガイド
首輪・犬具の種類(ハーネス)
ハーネス
胴輪は、首と胴の2箇所を留めることで引っ張る力を分散し、体への負担を和らげるペットにやさしい用品です。主に平たいテープ素材で作られている胴輪ですが、中には柔らかい特殊素材を使用し「介護用品」と位置づけた胴輪もございます。首に胴輪の先端の輪を通して、胴のお腹の部分で留めます。背中部分の回転カンと呼ばれる金具にリードを引っ掛けて使います。このタイプの胴輪は、比較的装着しやすいのが特徴です。
3Dハーネス(立体型)
こちらは足を通さずに装着できるタイプのハーネスです。胸に当たるテープの位置が、前足と首の中間にくるように考えられた構造のため、首への負担が少ないのが特徴です。また、胸当てが犬の動きに合わせて上下するので、犬の行動を邪魔しないのも特徴です。 引っ張りの強い愛犬におすすめのハーネスです。
2Bハーネス(8の字型/2バックル式)
こちらは足を通さず装着できる8の字型タイプのハーネスです。首輪側と胴輪側の両方にそれぞれバックルが付いているので、、頭を通さずに着脱できるのが特徴です。特に頭が大きい子や頭を通すのを嫌がる愛犬にも向いています。
ベスト型ハーネス
小型犬や超小型犬、老犬や首・腰を痛めている犬などの散歩時に、なるべく首・腰に負担がかからないように作られている胴輪です。柔らかい素材を使用したものが多く、デザインも豊富でファッションとして楽しみたい方にもおすすめです。猫用やうさぎ用のハーネスも、ほとんどがベスト型です。
【首輪・リード・ハーネス等、犬具の交換時期について】
メーカーが推奨する使用期間の目安として、商品タグ・パッケージの注意書きなどに「およそ6ヶ月~1年ぐらいが取り替えの目安」と記載されている場合がございますが、実際の耐用期間につきましては、使用状況によりかなりの個人差があります。使用状況・頻度等により、1年以上でも問題なくご使用頂ける場合もございますが、高い頻度での使用、高い負荷がかかる使用をされた場合は、耐用期間が短くなる場合もあります。
また、犬具のどの箇所に負荷がかかったかによっても劣化状況は変わりますので、そのため、商品タグの説明文に記載されております期間はあくまで目安として頂き、実際の使用状況より判断してください。
大抵の商品におきまして「6ヶ月~1年程度」を使用の目安としていますが、首輪・リード・ハーネスなど犬具をより安全にお使い頂くために、日常的に素材のほつれ・傷み、金具や留め具の傷み緩みなどを点検の上、使用してください。
※使用期間の目安につきましては商品・メーカーにより異なります。